大まかに言うと、お口の中は様々な菌に攻撃されやすく、食品の酸や口呼吸による乾燥や様々な力が交差するような、とても過酷な場所です。

なので、注意を怠ると、とても悪くなりやすい部分なのです。

患者さんは、そのような環境であるお口と一生をともにします。

そして、お口というのは極めて重要な場所で、進化の過程を考えても、ほぼ直接的に免疫力とも深く関ります。

(お口がしっかり機能しないと、それ以降の腸はうまく動きません。

お口より先、ずっとつながっているのです。

お口が船頭のようなものです。

そして小腸のヒダには全身の約6割の免疫細胞があります。

入院して、食事ができなく、点滴などで栄養を補給されたご経験のある方は、実感されているのではないでしょうか。

口でしっかり食べないことにより、小腸のヒダが萎縮してしまいます。

そうすると免疫細胞の数も激減します。

こうやっていろいろ考えていくと、お口というのは生命の入り口というように、思えてきますね。)

しかし、多くの方は、ある程度お困りになる状況になるまで、その大切さに気付きません。

そのような大切な部分が悪くなってしまわないように、予防し、悪くなってから来院された方も、一つずつ積み上げるように回復し、良くなった状態を長く維持してもらうようにしています。

「なぜ悪くなっているのか、どうすれば予防できるか、どうすれば良い回復につながるのか、どうすれば良い状態を長期維持できるのか」

これを私は毎日、考え、調べ、発想し、進化していきます。