どんなに優秀な車でも、ほったらかしにすれば使えなくなります。
お口についても同じです。
上の写真は80歳の患者さんです
10年前に治療が終わり、今まで定期健診を来られている患者さんです。
初診時はかみ合わせも大きくずれており、全体的に虫歯が多く、プラークコントロールもあまりよくなかったのですが、患者さんはがんばって治療を受けられ、良い状態になりました。
プラークコントロールもよくなりました。
者さんと二人三脚でよい状態をキープしました。
途中、少しの治療が加わったものの、ずっと良い状態を保っています。
(上下とも奥歯に工夫のある特殊な入れ歯です。)
この写真は63歳の患者さんです
7年前に部分矯正を含めて虫歯や歯周病、顎関節症の治療も終わり、先ほどの方と同じようにがんばって定期健診を受けられています。
最初は顎がガクガクなって、お口も小さくしか開けられなかったのですが、今は本当に顎の音もならず、大きく口を開けて何でも食べることができます。
このように矯正治療はただ単に見た目をよくするものではなく、正しく噛めるようにかみ合わせを整え、歯周病のケアをしやすくするためにも必要なもので、私的には、臨床的に一般治療と矯正治療との境目をあまり感じません。
どちらも治っていくための手札です。
先ほどの方と同様に、良い状態が続いています。
(上下とも奥歯に工夫がある特殊な入れ歯です。)
患者さん達といっしょに、「どうすれば良い状態を長く保つことができるのだろうか」を一生懸命に考え、一つ一つ秘訣を見つけてきました。
定期健診を受けてくださる患者さん達は、皆さん私の考えをよく聞いて日々実践してくださり、私もとてもうれしいです。
皆さんずっと良い状態を保ちましょうね。