なぜ、ほおづえ などの態癖が増えたのでしょうか。

筋肉には 「インナーマッスル」 「コアの筋肉」 と呼ばれるような、CTや解剖でしか確認 できないような体中心部分の筋肉があります。

それらは、ポパイの筋肉のように目立つ筋肉ではなく、体の内部に隠れ、生きるために根源的な力を発する筋肉です。

生活が便利になりすぎた現代人は、この筋肉が弱くなったために体を長時間 じっと支えることができず、何かに寄りかかったり、頬杖をついたり、しゃがみこんだり・・

が増えたのだと思います。

東京の倉治ななえ先生の記述が大変参考になりますので、ご興味のある方はホームページをご覧下さい。

お子さんがイスに座る時に、上半身がフラフラと不安定で落ち着きがない場合がありませんか?

そのことは、歯並びととても深く関っているのです。

全身の問題から歯並びが影響を受ける典型的なパターンの一つなのです。

舌の筋肉もインナーマッスルの一つである、と考えます。

ご相談は おおはら歯科 電話番号092-892-5577


口の中の 舌(した)をチェックしてみてください

舌が上にあまり上がらなかったり、よく動かない場合は 舌低位(ぜつ ていい)である可能性が 高いです。

舌(した)を上の歯の裏側につけてみてください。

くっつきますか? そのままの状態で大きく口をあけることができますか?

舌低位の原因をずっと紐解いていくと、母乳、哺乳瓶を与える方法、離乳食、

食のあり方と深く関っています。

おおはら歯科では 子育て矯正をしています。

矯正をする子の多くは、舌のトレーニングを必要とします。

また、一方で高齢者施設でも舌のトレーニングがあります。

今から育っていく子供達と、ご高齢の方が必要とするトレーニングは、とてもよく 似通っていると 思います。

それだけに舌など筋力は、生きる上で根源的な力だと思います。

おおはら歯科矯正患者さんのほぼ全員、何らかの口腔周囲筋の強弱のアンバランスがあります。

舌が上に上がらない、うまく動かせない舌低位などはその代表的なものです。

そのため、おおはら歯科の矯正患者さんには、メカニカルな歯の移動の他にオーダーメイドの口腔周囲筋のトレーニングが大事になります。

ご相談は おおはら歯科 電話番号092-892-5577