大人の患者さんが大原歯科に初めてご来院された場合、成人の約8割以上は歯周病になってしまっているため、通常は歯周検査を行います。

最初にレントゲンを撮影して、上下の歯型をとり、その後どのように治療をすすめていくのかをご説明します。また、歯周病検査を行います。3回目以降に上顎下顎に分けて歯石を除去し、必要があれば、さらにご来院いただき、ブラッシング指導もしながら、より細かく歯石を除去します。

緊急に治療が必要な部位がある場合は、上記内容にその処置分が追加されることになります。

40歳代以降の患者さんのみならず、20歳代後半の方や30歳代の方にも、このような歯周検査をお勧めしています。

というのも、特に女性は30歳代前後に歯周病が急激に進行してしまう場合があるからです。「自分は大丈夫」と思われている男性でも、40歳前後で同じことが起きることが多々あります。多くの患者さんを治療して、以上のようなことなので、基本的に細かい歯周病検査をしています。

どうしてもいう患者さんには、レントゲン撮影をした後に、細かい検査ではなく単純な検査をした上で、上下を2回に分けて歯石を除去し、ブラッシング指導を行っています。その場合は、3割負担で初診時に1700円前後、2回目来院時には1100円前後します。